練習投稿五十三回目です。
今日のブログ執筆BGMは「ときめきメモリアル」です。
ときめきメモリアルといえば、世に「恋愛シミュレーション」というジャンルを確立させたコナミの名作ですね。
このゲームが世に出るまで、ギャルゲーは一部の人だけがプレイしているような特殊なジャンルでした。
「卒業」や「初恋物語」など育成や恋愛要素を盛り込んだゲームはいくつかありましたが、知っているのは一部のマニアックな人たちだけで、ほとんどのユーザーにとっては興味の対象外だったと思います。
それが、ときめきメモリアルが爆発的な人気を博してからというもの、あらゆるソフトメーカーがこぞって「ギャルゲー」を作るようになりました。
強大化したギャルゲーの波は留まるところを知らず、ときメモのような恋愛シミュレーションを始め、ドラマ性を持ったSRPGやアアドベンチャーゲーム、果てはアクションや対戦格闘まで。
それはもう幅広いジャンルにまで波及する結果となったのです。
今思い返してみると、あの頃は本当にゲームの歴史が変わった瞬間だったと思います。
今まで見向きもされなかった「ギャルゲー」というジャンルが信じられない勢いで世に広まり、まるで世界が狂ったように新しいギャルゲーが生み出されていった、そんな時代でした。
本当に楽しい時代だったなと、しみじみ思います。
というわけで、今回の練習イラストです。
今日も上半身練習の続きです。
ここまでずいぶん時間がかかってしまいましたが、とりあえずは今回で終了となります。
描き始めから数えて今日で五回目の投稿なので、読んでいる方も飽きてしまったのではないでしょうか。
でも、これで最後ですのでもう少しの間お付き合いください。
それでは、イラストの話に戻ります。
今回は髪のディテールと水着を描いたあと、影を入れて完成といった感じです。
途中水着の形でつまずいていましたが、ネットで使えそうな写真があったのでそれを参考にしてなんとか描き進めることができました。
それと、前回気になっていた「左目」に関しては描き直す時間がなかったのでそのままになっています。
厳密に言うと「時間が無い」というよりも、これ以上手を加えてしまうといつまで経っても終わらなくなってしまうので、泣く泣く諦めたと言った方が正しいかもしれません。
今回の反省点
それでは、今回の反省点を見ていきます。
まずは良く描けた点です。
今回のイラストで良く描けたところは「おしりのディテール」です。
一時はどうなることかと思いましたが、水着を含めたおしりの形が良く描けたのではないかと思います。
おしりの影の入れ方が、個人的には気にいっていたりします。
もうひとつ良く描けていると思うのが「全体のシルエット」です。
髪の毛を含めた全体のシルエットが、広がりがあって良い感じです。
実はさりげないこだわりポイントとして、後ろ髪と前に流れている髪の毛先で「輪」になるように意識して描いたのですが、気付いてもらえたでしょうか?
「だからなんだ」という感じですが、ほんの些細な自己満足です。
次に反省点です。
今回の一番の反省点は「アニメキャラっぽくない」ところです。
今回は「アニメ風のキャラ」を描くことを目標に、ここまで絵を描き進めてきました。
しかしながら描き終わったイラストを見てみると、あまりアニメキャラっぽくは見えませんよね。
かといって「じゃあリアル寄りか?」と問われると、そうでもないかなと思います。
やはり目をもう少し、というか、かなり大きく描いても良かったのかもしれません。
どうもまだ自分の中で「大きい目」を描くのに抵抗があるんですよね。
自分の絵柄に合っていないというか、ある意味「作画崩壊」のようになってしまいそうで怖いんです。
これはある意味「壁」のようなもので、失敗を覚悟で描くくらいじゃないとこの壁は壊せないのかもしれません。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
ずいぶん時間がかかってしまいましたが、なんとか今日で終わらせることができました。
下手したら明日、明後日まで終わらないんじゃないかと思っていたので、とりあえすは完成してホッとしています。
とはいってもクオリティーとしてはまだまだですし、今回の目標である「アニメ風のキャラ」にも届いていないので、気持ちとしては悔しいという思いの方が大きいですね。
よりアニメっぽい絵柄に近づけるためにも、これからはもう少し思い切って顔を描くようにした方が良いのかもしれません。
まずは自分の中にある「失敗するかも」という恐怖心、その壁を壊すことから始める必要がありそうです。
それと、最近は一枚の絵に時間がかかりすぎているので、これからはもう少し早く描き進められるように何か策を考えようと思います。
ではまた。