練習投稿三十二回目です。

今日は暖かい一日となりました。

昨日の寒さから一転してこうも暖かくなると、もう春が来たのかと勘違いしそうになります。

これからしばらくは暖かい日が続くような話だったので、燃料代が高騰している今、灯油を節約したい僕にとっては助けとなる期間になりそうです。

かといって、あまり暑くなりすぎてもそれはそれで困るので、丁度いい塩梅で推移してくれるとありがたいですね。

というわけで、今回の練習イラストです。

ドローイング練習,人体,全身,アタリ,髪の描き方,二次元デッサン,正面顔,アオリ

今日も「アオリの正面顔」の続きです。

今回で三回目となりましたが、とりあえずはこの回をもって終了になります。

描き終えての感想としましては、本当に「難しい」の一言に尽きます。

開始から終了までにかかった時間が約7時間。

それでもやはり可愛く描くことができなかった・・・

いつものドローイング練習であれば描き終えた後で多少なりとも「可愛いく描けたかな」くらいには思ったりするのですが、今回に限っては最初から最後まで「可愛い」と思える瞬間がありませんでした。

そうさせてしまう原因はやはり「アゴ周り」でしょう。

髪型や顔の表情がどんなに良い感じに描けても、アゴ周りがゴツく見えてしまうせいでどうしても可愛いという感じからかけ離れてしまいます。

他のイラストレーターさんの描いた絵を見ると、同じくらいの顔の角度でも上手く可愛さが表現されていたりするのですが。

いったいどんな描き方をしているのか、不思議で仕方がありません。

今回の反省点

上手く描けなかった愚痴をあーだこーだと言っても始まらないので、とりあえず今回の反省点を見ていこうと思います。

正直今回はあまり上手く描けたというポイントがなかったように思います。

やはり全体的に「可愛さが表現できていない」からそう感じるのかもしれません。

それでも唯一今回のイラストで良く描けたなと思えるポイントがあります。

それはどこかというと、髪型の「サイド部分」です。

耳にかぶさって鎖骨辺りに流れる感じがわりとキレイに描けたかなと思っています。

 

次に反省ポイントです。

反省すべき点は多々ありますが、とくに気になった点を2つだけ。

ちなみに「アゴ周り」については開始の段階から散々反省してますので、ここではあえて触れないでおきます。

反省点まず一つ目は「前髪」です。

これくらい角度のついたアオリであれば前髪の見え方も相当変わるはずですが、練習イラストではそこまで下から見た感じになっていません。

実は前髪の見え方に関しては気づかなかったというより「表現できなかった」と言った方が正しいです。

見え方が変わることは意識していたんですけど、どうしても上手く描けなかったんですね。

このくらいの角度のアオリだと、たぶん前髪の見え方としてはもっと「短く」なるはずなんです。

でもこれ以上短く描いてしまうと、顔や髪の毛全体とのバランスが取れなくて頭の形自体が変になってしまう。

それで調整を重ねた結果、最終的に今の前髪の長さに落ち着きました。

前髪のバランスに関しては髪の毛それ自体もですが、他の顔パーツの配置や形なんかも深く関係しているはずなので、その辺りの構成が上手く取れていなかったのかもしれません。

 

反省点の二つ目は「影の入れ方」です。

このイラスト練習の影については本来「立体を表す」という目的だけで入れています。

なので、実際のところそこまで正確に塗っているわけではありません。

でも今回に限ってはちょっと塗り方が甘かったと思います。

甘いというよりも「どこにどう影を入れていいかわからなかった」と言った方が正しいかもしれません。

いつもは顔の影は奥側になっている眉間周りにサッと入れるくらいで済ませています。

でも今回は正面顔しかもアオリの構図なので、いつもと同じ塗り方では顔の凹凸を上手く表現することができませんでした。

もっと頬周りのふくらみなんかも表したかったのですが、どのように影を入れたらいいかがわからず、結局何も手を加えることができなかったというのが実際のところです。

影をもっと上手く塗ることができていれば、今よりも少しは可愛い感じが出せたのかもしれません。

影の入れ方に関しては、これから少しづつ覚えていくしかなさそうです。

まとめ

というわけで、今日の練習記録でした。

アオリ顔が難しいことはわかっていましたので、今までは練習のときもなるべく避けていました。

でもやはり、どんなに苦手でもこうして描いてみないとその「難しさの本質」がわからないものです。

今回はずいぶんと苦しんで心をへし折られそうになりました。

でもそのおかげで、自分の描くアオリ顔にはいったい何が足りないのか。

それを知ることが出来たように思います。

苦手なものを描くのは苦しいものですが、やっぱりそこから逃げてばかりでは何も成長しませんよね。

これからも、苦しむこと前提で定期的に「アオリの正面顔」に挑戦していこうと思います。

ではまた。

 

 

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