練習投稿二十八回目です。

先週の週末から、早くも一週間が過ぎてしまいました。

休みが終わるたびに「また長い一週間が始まるな」なんて、気が滅入ってしまうものですが、いざ終わってしまえば本当にあっという間に感じるものです。

人間はある一定の年齢を過ぎると、体感時間が加速度的に早まってきます。

その原因のひとつとして「歳をとると新しい体験が少なくなる」ということがよく言われています。

一度社会に出て働き始めると毎日が同じことの繰り返しになって、いつしかその状態に慣れてしまうんですね。

そうすると脳に受ける刺激が少なくなって、時間の流れが早くなってしまうというわけです。

逆に考えれば、例え歳をとっても常に新しいことに興味を持ったり挑戦したりすることで、時間の流れを遅くできるのかもしれません。

というわけで、今日の練習イラストです。

ドローイング練習,人体,全身,アタリ,髪の描き方,二次元デッサン

今日も前回の続きとなります。

メインは顔の表情と髪型の練習ですので、身体の方はあまり時間を描けずに描いています。

昨日の時点でもっと「目と口の形」をモデルの女性に近づけたいと思いましたので、その後の練習時間で可能な限り手直ししてみました。

一応目の方は下まぶたを上げて少し目を細めている感じを出せていると思いますが、口に関してはこれ以上口角を上げることができませんでした。

その点を踏まえて、今回の反省会をしたいと思います。

今回の反省点

今回の反省ポイントは大きく2つです。

まず一つ目はやはり「口」で、とくに「口角」部分。

散々試しましたが、モデルの女性と同じくらいまで口角を上げてしまうとどうしても「ニヤけた感じ」の下品な形になってしまいます。

今のイラストの口の角度が現時点で僕が表現できる限界なのかもしれません。

でもこれだと、正直あまり笑っているようには見えないんですよね。

もっと画力が上がれば、モデル写真のような口の形でもすんなり二次元に落とし込むことができるようになるのでしょうか・・・

 

二つ目の反省ポイントは「髪の毛」です。

もみあげというか「触覚部分」の先に向かって細まる感じが上手く表現できていません。

モデルの方を見ると先の部分は「毛束」というよりも「数本の毛が分散して流れている」といった感じです。

その「細く分散させる」もしくは「分散しているように見える」ような描き方が、この髪型を描くためには必要なのだと思います。

次回までに、なんとか上手く表現できるように努力したいと思います。

まとめ

というわけで、今日の練習記録でした。

今回は「二次元デッサン」を顔だけにスポットを当てて挑戦しています。

全身をリアルから二次元に落とし込むのも大変でしたが、顔だけをキャラクター風にするのも相当難しいですね。

パーツはデフォルメするので形が変わるのは当然です。

でもたとえ目や口はアニメ調になったとしても、表情の「雰囲気」は損なうわけにはいきません。

その点が、僕が今まで取り組んできた3D人形を使ったドローイング練習との大きな違いと言えます。

「表情の雰囲気を変えずにパーツをデフォルメする」

なかなか難しいことではありますが、その技術を得るためにこの「二次元デッサン」はすごく有効な練習法なのではないかと思います。

本当に、今の僕は心が折れそうなくらい勉強になっています。

ではまた。

二次元デッサンとは

イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。

モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。

 

 

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