練習投稿七十九回目です。
それでは今日も練習イラストを見ていきたいと思います。
今日もドローイング練習の続きです。
5回に渡って描き進めてきましたが、とりあえず今回で終了になります。
今回の反省点
それでは、今回の練習での反省点を見ていきましょう。
まずは良く描けた点。
今回は「脇周り」が良く描けたのではないかと思います。
前回、苦労して調べただけあってかなり自然な形で線画が描けました。
そこに影を付け足したことによって、より筋肉の形が自然になったように感じます。
「脇周り」とは一言で言っても、そこには複数の筋肉が交わっています。
胸、大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、広背筋、その他にも大円筋や烏口腕筋など。
これらの筋肉が腕の上げ下げによって様々な形に変形する。
そのため脇周りは人間の部位の中でも特に難しい部分に入ると言われています。
今回は脇を閉じた状態だったので比較的わかりやすい方でしたが、これが腕を上げていたり前に突き出しているポーズだったら描き上げるまでにさらに時間がかかっていたと思います。
しかしながら、脇周りをどれだけキレイに描けるかでイラストの魅力も変わってきます。
なので今回、脇周りについて理解を深められたことはある意味幸運だったのかもしれません。
それでは次にあまり良くなかった点です。
今回は「骨盤周り」があまり上手く描けませんでした。
上手く描けないとうよりも「理解が難しかった」と言った方が良いかもしれません。
問題はポーズとアングルによる「骨盤の角度」です。
今回は身体を後ろに傾けて後ろに手をるいているポーズですが、このアングルからだと骨盤の傾きが正確に判断できないんですよね。
骨盤が四角い箱だとして、おそらくは真下から見ている感じになるのかと最初は思っていました。
でもその場合だと上半身を相当後ろに傾けるか、または仰向けに寝ている状態じゃないとそうは見えないよなと思ったんですね。
そう考えると骨盤は直立よりも斜め後ろに傾いていることになります。
でもこのアングルからだと、その「傾きの度合い」がわからない。
そのため、水着を描くときにパンツのラインをどう描けば良いのかわからなくてかなり頭を悩ませることになりました。
今回のような場合だとポーズを真横から見た画像も一緒に用意しておいて、それらを見ながら骨盤の箱を立体で描くようにした方が良かったのかもしれません。
箱の立体がはっきりしていれば、パンツのラインも比較的わかりやすかったのではないかと思います。
次に同じようなポーズを描くときはには是非ともこの手法を試してみたいと思います。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
今回は「脇周り」についての理解を深めることができたので大変勉強になりました。
脇周りの構造については書籍などで勉強しましたので頭の中ではわかっているつもりでした。
でもいざ描いてみるとイメージ通りにはいかないものですね。
筋肉の名前を覚えるのはもちろん大事なことですが、やはり実際に描かないことには何も身につかないんだなと。
そのことを、今回の件で痛感させられたように思います。
ではまた。