練習投稿四十一回目です。
最近は財務省の解体を叫ぶデモが各地で催されているようですね。
今までタブーとされていた政治の闇がSNSによって暴かれ、多くの国民が知るところとなったようです。
現在の物価高に加えて少子化や年金問題など国民の生活が苦しい中、それでも増税を繰り返す今の政治に不満が爆発するのは当然と言えるでしょう。
僕もネットで政治に関する動画などをよく見ています。
そういった動画を見ていて思うのが「時代が変わろうとしている」ということ。
今がまさにその瞬間なのではないだろうかと。
そう思うんですね。
今まで「政治家なんて誰がなっても変わらない」と思われていました。
僕もそう思っていました。
でも今この瞬間、あれだけ温厚だった日本国民が声を張り上げて叫んでいる。
政治が変われば日本が変わると信じている。
これが、時代の変革と言わずしてなんと言えばよいのでしょうか。
そのような動画を見ていると、自分は今、時代が変わる瞬間に立ち会っているのではないだろうかと、そう思えてならないんですね。
というわけで、今回の練習イラストです。
今日の練習は、このブログではすっかりお馴染みとなった「二次元デッサン」です。
二次元デッサンに取り組むのは今回で三回目となります。
前回、前々回と身体のラインがわかりずらいモデルを選んでしまったので、今回は比較的わかりやすそうなモデルを選びました。
とはいっても、全てにおいて描きやすいモデルを選んだのかというとそうではなく、挑戦する要素を一つ含んでいます。
それはどこかというと「髪」です。
肩から胸にかけて伸びる「ウェーブのかかった髪」に、今回は挑戦してみようと思いました。
髪型に関してはいつもまっすぐな髪の毛ばかりで、ウェーブのかかった髪は描いたことがないんですよね。
なので、ここいらで一発その難しさの洗礼を受けようと思い、今回挑戦を試みた次第です。
おそらくというか十中八九、上手く描けなくてもがき苦しむことになると思います。
でもそれも一つの経験です。
どんなに難しい髪型だって「描いてみないことには」その難しさの本質がわかりません。
実際に描いてみてウェーブの髪がどんな感じなのかを確かめたいと思います。
身体のラインの見極め
今回は一回目なので、まずはモデルの身体を二次元の比率に置き換えるところから始めています。
最初はモデルの身体のシルエットを割り出す必要がありますが、大抵の場合衣服に隠れていてパーツの形がはっきりとは見えません。
そのため、肩やひじ、ひざなどの「カド」が出ている部分や衣服が密着している部分、それに肌が露出している部分からある程度予想してパーツの形を割り出すことになります。
実際に割り出したのがコチラの画像です。
モデルのシルエットを割り出したらそれをキャラクターの比率(今回は6頭身)に変換して、とりあえず目安となるアタリは完成です。
ここで注意したいのは衣服で隠れている身体の「ひねり」です。
前回もそうでしたが、身体のひねりがモデルと合っていないと全体の雰囲気が一致しません。
服で隠れて見えないはずなのに、細かいところで「何か違う」っていう感じになるんですね。
なので難しいところではありますが、観察眼をフルブーストして衣服の中を覗き込む必要があります。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
二次元デッサンは今回で三回目になりますが、何度描いても良い勉強になります。
僕のイラストの目的はキャラクターを描くことです。
でもキャラクターを描くためには、やはり実際の人物を描けなくてはいけないんですね。
二次元デッサンは実際の人物を観察しながらキャラクターに落とし込んでいくので、その両方が一気に身につく効率の良い練習だと思います。
実は最近ドローイング練習よりも二次元デッサンの方が多くなっているのはそういう理由です。
今回は「ウェーブ髪」という新たな壁への挑戦ですが、何か一つでも知識や技術を得られるように頑張って描き進めていきたいと思います。
ではまた。
イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。
モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。