練習投稿三十三回目です。

僕は絵の練習をしていてふと思うことがあります。

「本当に上手くなっているんだろうか?」って。

たまに過去の練習イラストを見返したりするのですが、その時と比べれば確かに上手くはなっていると思います。

でも、なんとなく上手くなっている実感がないんですよね。

一体いつになったら理想の絵が描けるのだろうと。

まるで先が見えない迷路に迷い込んでいるような、そんな感覚すら覚えてしまいます。

というわけで、今回の練習イラストです。

ドローイング練習,人体,全身,アタリ,髪の描き方,二次元デッサン,正面顔,アオリ

 

今回は再び「二次元デッサン」の練習です。

この前描いたときかなり良い勉強になったので、また描きたいなと思い挑戦しました。

今回は前回よりもさらに身体のラインが読み取りにくいモデルになっています。

とりあえず手始めに6頭身の分割線を引き、それに合わせて身体のアタリを取りました。

服で見えない部分は露出している個所や服のシワなどからラインを予測して形を割り出しています。

「二次元デッサン」とは

イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。

モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。

 

今回の難しいポイント

今回はまだ描き始めたばかりなので、反省点ではなく「難しいポイント」を挙げていこうと思います。

今回のモデルを見てすごく難しいと思ったのが「上半身のライン」です。

とにかく服が大きすぎて身体のラインがはっきりしない。

首と肩の位置から見ておそらくは「真横に近い後ろ向き」なのではないかと思います。

ただ身体の「ひねり」が難しくて、上半身は真横で骨盤だけが若干後ろ向きのようにも見えるんですね。

顔の振り向き角度と骨盤の向きで考えると、途中の上半身は真横になっているのが自然なのかもしれません。

でも肩の位置をみると真横の向きにしては前過ぎるような気がするし・・・

てな具合で、なかなか正確な位置関係を割り出せていないのが現状です。

 

それと今こうして見比べてみて気づいたのですが、骨盤はもっと前に出ていないとおかしいですね。

モデルの手首の位置が肩のほぼ真下なので、それに押されて骨盤ももっと前に出なければなりません。

 

以上のことを踏まえると、主な修正箇所としては

1、上半身を真横に

2、手首を肩の真下へ

3、骨盤をもっと前へ

この3つになるかと思います。

それに合わせて他の個所もバランスよく手直ししていく感じですね。

まとめ

というわけで、今日の練習記録でした。

今回から「二次元デッサン」二回目の挑戦となりますが、正直もっと身体のラインを取りやすいモデルにすれば良かったかなと少し後悔しています。

前回あれだけライン取りに苦戦していたにも関わらず、また同じように難しいモデルを選んでしまいました。

その理由はただ一つ。

「可愛いかったから」です。

もし自分が「可愛い」と思った女性を自らの手で描けるようになったとしたら、こんなに素晴らしいことはありませんよね。

ではまた。

 

 

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