練習投稿二十五回目です。
今日は会社の健康診断に行ってきました。
今まで健康診断で引っかかったことは一度もないのですが、歳が歳だけに少々不安ではあります。
普段お酒は全然飲まないし、睡眠時間も十分とっているし、食事にも比較的気を使っている方なのでたぶん大丈夫だとは思うんですけどね。
ただ、タバコだけはアホみたいに吸うので、そこだけが唯一気がかりです。
まぁ今更気にしたところで結果が変わるわけではないのですが・・・
というわけで、今回の練習イラストです。
今回も前回同様、「二次元デッサン」の続きになります。
イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。
モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。
二次元デッサンに挑戦して初めての練習投稿でしたが、三回目でなんとか描き終えました。
昨日アップロードした状態からここまで描くのに2時間ほどかかったので、一回目から合計するとこの絵を描き上げるまでに6時間くらいはかかった計算になります。
以前投稿したデザインドールのドローイングが8時間だったのでそれに比べれば速い方ではありますが、それでもちょっと時間がかかり過ぎですね。
ちなみに、イラストだけの画像がコチラです。
なかなか難しい点もありましたが、初めての挑戦としては良く描けたのではないかと思います。
今回の反省点
それでは、初挑戦の練習ではありましたが今回も反省点を見ていきたいと思います。
まず良く描けた点というか、今回の練習で初めて描き方を知ったポイントが2つほどあります。
まず一つ目が「歯を見せて笑う口」の表現です。
モデルの女性の口とはちょっと違いますが、今回初めて歯を閉じて笑う口の描き方がわかりました。
今までは閉じた状態の歯の描き方がよくわからなくて、結局口を開いて笑う顔しか描けなかったんですね。
歯を見せるとどうしても「ニヤけた口」になってしまうんです。
でも今回は下品にならずに自然に笑った口を描くことができたと思います。
できればモデル写真のように「上の歯」だけを見せて笑う口を描ければ良かったのですが、その域まではまだ達することが出来ませんでしたね。
もう一つの発見ポイントは「ふくらはぎの形」です。
今まで描いてきた絵では、ふくらはぎの上半分を「く」の字にして、その下を逆のアールにして足首まで繋げていました。
でも今回このモデルさんの脚はをよく観察してみると、ふくらはぎの上部から2/3までが「ふっくらとしたアール」になっていて、その下1/3から足首までを「逆アール」で繋いでいることに気が付いたんですね。
細かいことですが、この発見が今回の練習で得たものの中で一番大きかったと思います。
今まで僕が描いてきた絵の中で、これ以上にキレイなふくらはぎを描いたことはたぶん一度もありません。
もちろん、脚の角度や構図によって見える形は変わると思います。
それでも今回描いたふくらはぎの形が、これから僕が描いていくイラストでの基本になることは間違いないでしょう。
この発見だけでも、今回二次元デッサンに挑戦した価値があったと言っても嘉鈍ではありません。
それくらい、僕にとっては大きな発見でした。
それでは次に反省点です。
今回の挑戦での反省点は2つ。
まず一つ目は「服のシワ」です。
今回モデルに選んだ画像の画質があまり良くなかったのでなんとも言えませんが、ブラウスのシワが上手く描けませんでした。
とくに「襟とお腹周り」のシワの形が画像からなかなか読み取れず、曖昧になってしまった感はあります。
前面の服の合わせ目もなんとか確認できる範囲で描いたので、もしかしたらラインが変になっているかもしれません。
この点は次回のモデル画像選びに活かしたいと思います。
反省点の2つめ。
これは描き始めの段階の話になりますが、身体の向きの読み取りが甘かったことです。
始めに描いたアタリの向きがモデル画像と合わず、一度最初から描きなおした経緯があります。
そのときの問題点としては「衣服」によって身体のラインがわかりにくかったことが挙げられます。
この点に関してはやり方次第で改善できるはずです。
全体だけでなく露出しているパーツの形や位置関係から、衣服で隠れている部分を割り出せるようにならなければなりませんね。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
「ダテ式二次元デッサン」初挑戦をなんとか描き終えましたが、すごく勉強になりました。
とくに衣服を着た状態の身体の向きやラインの見極め方などは、デッサン人形を使った練習では得ることができない技術です。
その他にも筋肉のふくらみやアール、関節の曲がり方など、実物を見ないとわからないことが沢山あります。
そういった意味では、今回から練習に取り入れることにして本当に良かったなと思いました。
もっと観察眼を鍛えるためにも、これから他の練習と並行して続けて行こうと思います。
ではまた。