練習投稿七十四回目です。
それでは早速、今回の練習イラストです。
今日も「二次元デッサン」練習の続きです。
今描いているイラストは今回で終了になります。
前回から胸の位置を上げ、髪のディテールを見直して影を入れました。
ちなみにイラストのみの画像はコチラです。
今回の反省点
それでは、今回の二次元デッサン練習の反省点を見ていきたいと思います。
まずは良く描けた点から。
今回は思いのほか「身体全体の雰囲気」が良く出せたかなと思います。
リアルな人物を二次元キャラに変換する場合、大抵は実際のモデルよりも細めの体系になることがほとんどです。
でも今回はこのモデルが持つ「ムチッとした感じ」を上手く表現することができました。
これはたぶん素体を描く段階で胸の形を大きめにとったのが功を奏したのだと思います。
最初に胸を大きく描いたことで、肩や腰回りなども自然とその大きさに合わせたバランスになったんですね。
このムッチリ感が「アニメ的か?」と言われればそうではないのかもしれませんが、この女性を二次元に落とし込むという意味では今のバランス感で良かったのではないかと思います。
それでは次にあまり良くなかった点です。
今回は「影」が上手く塗れませんでした。
どこが難しかったかというと、これまた「胸周り」です。
今回のモデルは胸の面積が広すぎて影の境界線がはっきりわからなかったんですね。
それに加えて衣服のシワもほとんどないので、線画だけでは胸の丸みが全然わからないんです。
そのためいつもなら「Gペン+グレー」の組み合わせで塗るところを、今回は「水彩筆」を使っています。
水彩筆の「グラデーション」を利用することでしか胸の丸みを表現することができませんでした。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
今回は六回目の「二次元デッサン」練習ということで、ウェストアップへの挑戦でした。
やはり全身を描く場合と違って、顔の表情なんかはいつもよりハッキリと描けたと思います。
ただ身体の下半分が見えない分、ポーズのバランスをとるのが少し難しいかもしれません。
しかしながら今回も良い勉強になったので、これからももっと色々なモデルやポーズに挑戦していきたいと思います。
ではまた。
イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。
モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。