練習投稿七十二回目です。
今回も早速、練習イラストを見ていきたいと思います。
今日も「二次元デッサン」の続きです。
昨日の素体から下描きまで描き進めました。
今回の練習でのポイント
それでは現時点でのイラストを見ながら、今回のモデルを二次元に落とし込む上でのポイントとなる点をいくつか挙げていきたいと思います。
まず一つ目は「髪の毛先」です。
今回のモデルさんはヘアースタイル自体は比較的シンプルな形だと思います。
ただ、首から上はストレートで描きやすいのですが、毛先のバラつきが複雑なのでその辺りをどう表現するかが難しいところです。
モデルの通りに細かいところまで描いてしまうと、毛先がゴチャついてしまって絵が汚くなってしまう可能性があります。
かといって髪の毛全体の雰囲気を崩さずにシンプルな形に纏めるというのも、今の自分の技術ではなかなか難しいようにも思います。
その点を踏まえて毛先の表現をどうするかが、まず一つ目のポイントです。
二つ目のポイントは「胸周り」です。
パッと見てわかるとおり、このモデルさん相当胸が大きいんですよね。
いつものドローイングのように、着ている物が水着であれば胸の大きさを表現するのも難しくはないのかもしれません。
しかし今回は普通の衣服のため、胸の大きさを上手く表現するためには服のシワや起伏の描き込みが重要になってきます。
今回の下描きはモデルの服をそのまま描き写しただけですが、この状態だと全然胸の大きさが出せていません。
このモデルさんの魅力を100%絵に落とし込むには、やはり胸の大きさが重要になってくることは言うまでもありません。
なので、この部分だけは何としてでも押さえたいところです。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
今回は下描きまで描いてみましたが、やはり比率が変わっているので髪の毛や衣服のズレが生じています。
このズレを如何にして違和感なく収められるかが、二次元デッサンを練習する上での最も大きな課題と言ってよいでしょう。
こういった課題をクリアしていくことでまた一つ自分の絵のレベルが上がるのだと思うと、それだけでも頑張ろうって気持ちになります。
ではまた。
イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。
モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。