練習投稿八十七回目です。
それでは、今回の練習イラストをどうぞ。
前回に引き続きましてドローイング練習の続きです。
今日でこのイラストは終了になります。
今回は「俯瞰の目の形」でずいぶんと悩まされましたが、なんとか描き上げることができました。
今回の気づきポイント
前述のとおり、今回は目の形が描けなくてかなり時間を費やしてしまいましたが、そのおかげですごく大事なことに気が付くことができました。
それは何かと言いますと、こういった上目使いの場合「上まぶたはそこまで平らでなくて良い」ということです。
僕は今まで俯瞰の顔と言えば目の形は「逆三角形」になるのが基本だと思っていました。
要は上まぶたを極力平坦に描いて、下まぶたの丸みを大きくする感じです。
だから今回も最初そのように描いていたのですが、描いても描いても不自然になってしまって全然上手く描けませんでした。
それで実際に自分の目を鏡で見ながら観察してみたら、意外なことに気が付いたんです。
「上目使いのときって、意外と上まぶたが丸くなっているんだな」と。
そこでわかったのが、大事なのは目の中心線の角度。
「目頭よりも目尻が上になっていること」が重要なのであって、上まぶたの丸みはそれほど気にしなくても大丈夫だったんですね。
それがわかったおかげで今回、何とか違和感のない俯瞰の顔を描くことができました。
ただこれはあくまでも「上目使い」を描くときの話であって、視線が正面を見ている場合はまた違った描き方が必要になるのだと思います。
まとめ
というわけで、今日の練習記録でした。
実は、今回はあまりにも目が描けなくて途中本気で挫折しそうになりました。
今まで自分は一体何を練習してきたのだろうと。
まるでこれまでの努力が全くの無駄だったような、そんな気持ちになっていたんです。
でも、なんとか諦めずに描き進めて本当に良かった。
そのおかげで今回、俯瞰の目の形について新しい気付きを得ることができたのですから。
「怪我の功名」とはまさにこのことなのかもしれません。
これから先、またきっと同じようなことで思い悩むときがくるでしょう。
そのとき、またきっと同じように気付きを得る。
それを繰り返しながら、少しずつレベルアップしていくのだと思います。
ではまた。