練習投稿八十二回目です。
それでは、今回の聯裕イラストです。
今日も「二次元デッサン」の続き、今回で三回目です。
前回の投稿から主に服のディテールを描き進めました。
実際のモデルよりも身体が細くなっているので、服のシワなどにも差異による影響が出ています。
まだまだ描いている途中ですので、これからどんどん修正していくことになるかと思います。
これから描き進める上でのポイント
それでは、ここから更に描き進めていく上でのポイントを見ていきたいと思います。
まず一つ目は「服のシワ」です。
先にも書きましたが、二次元化により実際のモデルよりも身体のサイズが狭くなっています。
そのため、服のシワもただ描き写しただけでは身体の位置と合いません。
このサイズによる違いを自然に見せるためには、服のシワの「数を減らす」ことも考える必要があります。
とくにスカートのシワなんかは、シワの数をそのまま同じに描いてしまうと線が狭い範囲に密集して絵が汚くなってしまいます。
そのためスッキリ且つ自然な流れになるように、必要なシワとそうでないシワを見極めながら描き進めようと思います。
二つ目は「髪の毛のディテール」です。
二次元デッサン練習でいつも苦戦するのが髪の毛です。
実際の髪型を二次元に落とし込む場合、髪の流れをそのまま描いてしまうとゴチャついてしまうことがあります。
髪が上から下までほぼ真っすぐに降りていればそうでもありません。
ただ、毛先に「巻き」が入っていたり今回のように先端が「バラついて」いたりすると、必ずと言っていいほどその部分がゴチャついて絵が汚くなってしまいます。
これを回避するためにはある程度主要な毛束を残し、他の毛束は描かないようにする。
もしくは、主要な毛束とその他の毛束を一体化させて極力線の数を少なくするなど、何かしらの策を講じるしかありません。
これはもう自分の持つ技量の問題ですが、試しに色々描いてみて自然なディテールを探し出す他ないように思います。
まとめ
というわけで、今回の練習記録でした。
このブログではすっかり定番になった「二次元デッサン練習」ですが、今回も安定して苦戦しております。
その中でも「髪の毛」は毎回のように頭を悩ませますね。
普通のドローイング練習でさえ髪をまとめるのには苦労するのに、実際のモデルのイメージを崩さずに二次元化しなけれいけないわけですから、そうなるのも当然のようにも思います。
ただいつも思うのは、もしこの髪型をキレイにアニメ調で描くことができたなら、それは自分にとってすごく大きな技術を得たことになるんじゃないか?ということ。
本当に、そう思いながら描いています・・・が!
なかなかそう上手くはいかないんですよね(笑)
ではまた。
イラスト講師のダテナオトさんが書かれた「90日間で変わる画力向上講座」で紹介されている練習法で、リアルな人物を漫画やアニメのキャラクターとして描く方法を学ぶことができる。
モデルとなる人物の頭身や比率を調整したり、顔のパーツや衣服をデフォルメしながら二次元のキャラクターへと変化させていく手法。